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口腔外科

Oral surgery

ORAL SURGERY口腔外科

親知らず

親知らずは正しく生えていれば普通の歯として十分使って頂けます。
しかし現代人の多くは斜めに生えていたり、歯肉に埋まっていたりして、歯としての機能を十分に発揮していないのが現状です。そればかりかそういった歯は不潔な状態になりやすく、しばしば腫れたり違和感を感じたりします。 今後その様な事が予想される場合、今は痛くないけれども抜いた方が良いという事もあります。
親知らずを抜いたらすごく痛かった、すごく腫れた等、親知らずにまつわる話でいい話はそんなに無いでしょう。
しかしその数日の腫れや、痛みを乗り越えて後の数十年を快適に過ごすのも選択肢の一つだと思います。
今までの経験上、「言うほど痛くなかった」という患者さんの声が多数あったように感じます。
親知らずを抜く、という事に過剰に拒否反応を出さず、気軽にご相談ください。

治療の時間はどれくらいですか?

上の親知らずの場合、5分ほどです。時間が短いので、術後の痛みも出にくいです。下の親知らずは、上よりも時間もかかりますし、術後の痛みも出やすい傾向があります。症例にもよりますが、10分~60分程が目安です。

痛みはどれくらい続きますか?

上の親知らずの場合、痛み止めを飲まなくても良かったという人がおよそ半数、残りの人も痛み止め1,2錠で落ち着くという方が大半です。 下の親知らずは、長い人だと痛み止めを飲み続けて1週間~10日程続く場合もありますが、多くの方は3、4日目くらいから痛み止めは必要なくなります。

抜いた後の注意事項や制限はありますか?
抜いた当日は、運動、飲酒、長湯、サウナなど、血流がよくなる事を避けてください。翌日から血が止まっていれば、特に制限はありませんが、数日間は抜いた歯の方を使わない様にしながら食事を摂ってください。

顎関節症

顎関節症とは、何らかの原因で顎関節(耳の前くらい)から音がなる、痛みがある、動きが悪い等の症状を言います。
これは顎が動く時の軟骨の位置が問題である事が多く、その原因はベースに歯ぎしりや食いしばりがあると言われています。自分は歯ぎしりなんかしていないよ、という方もおられるかと思います。歯ぎしりの有無、それはギリギリという音を他の人に指摘される事で判断される事が大多数かと思われますが、音がしない歯ぎしりも存在する事と、食いしばっていればそもそも音がしません。
日中食いしばりを自覚している方であれば別ですが、顎に過剰な負担がかかっていても自覚がない方が多くいられるのは事実であると思います。
そういった場合、顎の負担を減らす、という事が治療の第一歩ですが、「今日から歯ぎしりをやめて下さい」と言われてやめられるものでもありません。

歯ぎしりをやってしまうのは仕方がなく、それの対症療法として、主に就寝時にマウスピース(ナイトガード)をする事をお勧めしています。(保険診療)

顎関節症の多くはマウスピースで症状が軽減しますが、今までの歯ぎしりで顎関節の骨がすり減り尖っている等、症状が重い場合はより専門性の高い大学病院等へ紹介となります。

その他・粘膜疾患

口腔内粘膜には様々な様態のできもの、しこり、ただれが見られます。
口内炎、口腔がん、腫瘍、嚢胞などです。
経過観察しても良いものから、切除が必要なもの、また専門医の受診が必要なケースまで様々です。当院では適切な検査、診断を行い対応にあたります。